製品物性

分析方法

比表面積 ISO 9277
製品の液体窒素温度における窒素吸着等温線にBET法 {Brunauer, Emmett, Teller, J. Am. Chem. Soc. 60. 309 (1938年)} を適用して算出する。

平均粒径(レーザー回折) ISO 13320
製品を装置内蔵の超音波で分散させ、レーザー回折にて体積粒度分布を測定し、50%積算粒子径(D50)をもって平均粒径とする。

平均粒径(コールターカウンター) ASTM C690
製品を水に懸濁させ、これをコールターカウンターによる電気抵抗法にて体積粒度分布を測定し、50%積算粒子径(D50)をもって平均粒子径とする。

嵩密度(タップ法) ISO 787-11
製品を250mlメスシリンダーに投入し、1250回タッピングした後の容積値をもって嵩密度を算出する。

乾燥減量 ISO 787-2
製品を乾燥器中105℃で2時間乾燥させ、その際の重量減少率をもって乾燥減量とする。

強熱減量 ISO 3262-1
製品乾燥物をマッフル炉中1000℃で2時間煆焼させ、その際の重量減少率をもって強熱減量とする。

pH  ISO 787-9
5%水懸濁液のpHをガラス電極で電位差測定し、そのpHをもって製品のpHとする。

電気伝導度 ISO 787-14
4%水懸濁液(20℃)の電気伝導度を電極セルで測定し、それをもって製品の電気伝導度とする。

DOA吸油量  ISO 19246
アブソープトメーター(自動吸油量測定装置)を用いて、製品にDOA(ジオクチルアジペート)を滴下しながら混練し、所定のトルク値に達した時の滴下量をもってDOA吸油量とする。

化学分析(SiO2, Fe2O3, Al2O3)  ISO 3262-19など